バラエティからハマったしゃけエイターのブログ

2015年5月から関ジャニ∞にハマった人のブログです

映画『羊の木』の感想を書きたいのだけど全然まとまらない

※映画のネタバレを含みますのでご注意ください

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やっと『羊の木』をスクリーンで観てきた

映画は公開初日と翌日が初動人数カウントされるって『泥棒役者』の時に学んだのでなるべく早めに観に行きたかったんだけど、不幸にもインフルエンザを発症してしまったためにその計画は早々に崩れてしまった。なのでようやくこの3連休でスクリーンに映る俳優・錦戸亮の姿を拝むことができた。なんてったって、この日のために300席以上あるちょい大きめのスクリーンを狙って予約したのだよ!迫力満点だった。

 

──で、映画を観たはいいんだけど……。えっ、感想が……、感想?考察?気づいたこと思ったこと??……頭の中に浮かんでくるこれらが全く何一つまとまらなくって、「私はこう思った!」っていう明確なものがなくって、「やばい分からん!!!」と焦りながらネットに転がっているすでに映画を観終えた人の感想やら考察を読み漁っていた。

いやもう正直この映画は私にとって難しくて受け止めきれなかったので、人様の感想を読んで「ははあ……なるほど……!」って納得することばかりだった。そもそも今回はネタバレはなるべく見ずに行こうと思っていたので亮ちゃんや監督のインタビューはテレビで放送されたものしかチェックせず、雑誌やネットの記事も全く見ていなかった。もちろん原作も。なので、余計に「???」となってしまったのだった。

 

「理解する」のではなく「感じる映画」

いろんな人の感想を読んで、この映画は必死に理解すべきものではないのかなと思った。もう、感じるままでいいのかなあと……。だって宮腰くん(松田龍平)の頭の中とか絶対に理解できないし。そう思ったら、モヤがかかったような作品の雰囲気もそのまま受け止めればいいのかもしれない、と自分の中にストンと落ちた。

そして「映画を観て感じたもの」が鑑賞後に知った監督の言葉で理解できるようになると、点と点が繋がってすごく気持ちいいなと思った。太田(優香)が月末パパに好意を寄せたキッカケやクリーニング屋の看板の塗装が落ちる描写、本当に小さなピースがだんだんと当てはまって行くのを実感して、逆に鑑賞前に色々と調べなくてよかったなあとも思えた。

 

錦戸亮が消えた

亮ちゃんの演技について思ったのが本当にこれ。あれだけ顔も濃くて個性の強い「亮ちゃん」が、スクリーンではそのカケラも感じなくてびっくりした。そこにいたのは、平々凡々という言葉がお似合いのほんとーーーーにごくごく普通の市役所職員、月末一だった。まあさすがにTシャツ+楽器を持ったらイケメンミュージシャンオーラが溢れ出ていたけど(笑)あんなにも錦戸亮を殺せるのは、やっぱりすごいなあと思った。

泥棒役者』で丸ちゃんが演じるのも「はじめ」で『羊の木』で亮ちゃんが演じるのも「はじめ」という役柄(名前)だったから公開前は「Wはじめちゃんだ!」ってキャッキャしていたあの頃の自分をどうにかしてやりたいと思うくらい、全然別世界の人間だったな……(そりゃそうか)

標準語のイントネーションもすらすら入ってきたし、ほんと、いつもの子犬の亮ちゃんはどこへやら。。

 

強すぎる共演者たち

やっぱり共演している役者さんたちにも触れずにはいられない。あの人たちの濃さと言ったら、まったく「やばい」としかいいようのないメンツだったなあ。それは本当に肌で感じた。特に松田龍平さんの役中の気味の悪さといったらとんでもなくて、この人普段からこういう人なのかな?みたいな、余計な心配をしてしまうくらいの魅力があった。私は普段からドラマとか全く見ない質(たち)で、松田さんが出ていた『カルテット』もみていなかったしいろんな賞を受賞した『舟を編む』もみていない。シリーズ化されている『探偵はBARにいる』もそうだ。なので、この人がちゃんと人間らしい姿でいる作品を観なくてはいけないのでは?と思ってしまうほど、素人ながらに感情のない役がハマっていたなと思った。ドンピシャすぎて、人間味のある役を「私の中の松田龍平」に上書きして安心したくなってしまったのだ。宮腰は本当に怖かった……。

 

あと、釣り船屋となった杉山役の北村一輝さんもすごく印象深い。松田さんとは正反対の濃い顔で、悪役がぴったり(笑)薄気味悪い笑顔がものすごく様になる。画面に登場するたびにハラハラしてしまった。

私は普段からウィキペディアで調べ物をするのが好きで、しばしば俳優さんとか作家さんとかいろいろなものを調べているんだけど、北村さんのウィキペディアは謎に包まれすぎていて面白かった(笑)活躍の割に「来歴・人物」に書かれていることが少ないなあとは思ったんだけど、高校への志望動機とかが可愛すぎてギャップがあるなって感じw 強面のくせして性格がとってもチャーミングで惹きつけられるなあと思った。しかも公式サイトに飛んだら『プリキュア』の出演情報があるし。守備範囲広すぎでしょ!!NGなしか。

ウィキペディアって読むと大抵「なるほどな〜」って思うのに、北村さんのページって読んでも「で、結局……!?」みたいな(笑)、人物像が気になりすぎるのであった。

 

もっといろんな作品に出会いたいなと思った

丸ちゃんが時々、大切な日とかで「生きているうちにあとどれくらいの作品と出会えるだろう」みたいなことを言っているけど、最近映画や舞台を観に行くと本当にそう思う。単純にいろんな世界に入り込めるのが楽しいし、役者さんのエネルギーって底知れないなって圧倒されるし、今、応援している人が活躍しているまさにその瞬間に立ち会えているのってすごく嬉しいことだなと思う。

亮ちゃんを通して月末一に出会えたのも嬉しいし、丸ちゃんを通して大貫はじめに出会えたのも嬉しい。また、4月からは大倉くんがドラマ出演するのでそこでの役もすごく楽しみだ。いろいろな世界に連れていってくれるから、俳優業はこれからもすごくすごく応援したい。アイドルやミュージシャンとはまた違った顔が見られると思うと、ワクワクやドキドキが止まらないな。

 

また、作品を知るたびにいろんな俳優さんに興味が持てるのも大きい。 私はとりあえず今回の『羊の木』を通して松田龍平さんの他の役が気になったので、人間らしい松田さんに出会うために違う作品を観てみようかなと思った。これが『羊の木』を観たトータルの感想w やっぱり全然まとまらなかった……(ノω=; )